こんにちは、しょうだいです!
今回は品詞です。参考書を読むときに最も必要な知識。それが品詞です
こんな方におすすめの記事です
・どの文法を学習しても形容詞や副詞という言葉が出てくるけど、それが何を意味するのかわからない!
・不定詞の用法がよくわからない!形容詞的用法って何?
・no と not 、nothing などは使い分けがあるの?何が違うの?
今回も全力で解説しますね!
では始めましょう!
品詞とは?
いきなりまとめですが
品詞が動物だとすると、動詞、形容詞などは、カバ、ウサギのようなものです
品詞が天気だとすると、動詞、形容詞などは、晴れ、雨のようなものです
品詞が漬物だとすると、動詞、形容詞などは、キムチ、梅干しのようなものです
簡単ですね
授業中に先生からこの単語の品詞わかるか?と聞かれたら
「単語の種類を答えればいいのか」と思って下さい!
「品詞は漬物だから、その種類を答えればいいのか!キムチ!」とならないようにしましょう
覚えるべき4つの品詞とその役割
最重要な4つの品詞
品詞はた合計で10種類もあります
ですが、最重要な品詞は4つだけです!
それは先ほどから少し顔を出していますが
これは必ず覚えなければならない4種類です
ピカチュウ、ゼニガメ、フシギダネ、ヒトカゲぐらい覚えてないとやばい4種類です
そして、この4つの役割はたった2つの短い文で理解できてしまうんです!
では見てみましょう!
役割(極限まで簡潔編)
これが役割です!
ですが、わかっています
この解説はどの参考書にも書いてあります
そして、それを見てもよくわからないですよね
そのために私が解説するのです!!
お任せ下さい!
役割(豪邸編)
品詞は英語でも日本語でも役割が変わりません!
これはラッキー。日本語で理解できるということです!
とても 大きな 家
この3つがそれぞれ、上の重要な4つの品詞のうちどれになるかわかりますか?
家の中が外から丸見えではありますが
きっとこんな家に住む人はカーテンなんてしないでしょう
それにこんな窓に合うカーテンがあるかどうかもわからない、、、
それはさておき、正解はこうなります
とても(副詞) 大きな(形容詞) 家(名詞)
これはできた方も少なくないかもしれませんね
大事なのは、それぞれの単語が
どの品詞を修飾(説明)しているか理解することです!
このどの品詞を修飾(説明)しているかこそが品詞の役割になります!
とても(副詞)⇨大きな(形容詞)⇨家(名詞)
「とても」は「大きな」を修飾していて、「大きな」は「家」を修飾しています
つまり
副詞 ⇨ 形容詞 ⇨ 名詞
こんな関係になっています!
副詞は形容詞を修飾する
形容詞は名詞を修飾する
名詞は何も修飾しない
ということがわかります!
ちなみに、英語でやっても全く同じです
very(副詞)⇨big(形容詞)⇨house(名詞)
という感じです
さらに学習意欲が止まらないみなさんのために
副詞、形容詞、名詞、動詞、それぞれの英語を書いておきますね
名詞 noun
形容詞 adjective
副詞 adverb
動詞 verb
役割(爆睡編)
ではもう1つの文を見てみましょう!
めっちゃ すぐに 寝る
この3つはそれぞれ、何の品詞でしょうか?
勉強をすると眠くなるのか…
それとも眠い時にばかり勉強をしているのか…
答えはこうなります!
めっちゃ(副詞) すぐに(副詞) 寝る(動詞)
それぞれの単語が説明しているのは隣の単語になるので
めっちゃ(副詞)⇨すぐに(副詞)⇨寝る(動詞)
さっきと同じように
それぞれの品詞を見るために単語を無視してみると
こうなります
副詞 ⇨ 副詞 ⇨ 動詞
つまり
副詞は副詞を修飾する
副詞は動詞を修飾する
動詞は何も修飾しない
ということがわかりますね!
こちらも先ほどと同じように英語にすると
I slept very fast yesterday.
「私は昨日直ぐに寝付きました」
slept(動詞) very(副詞) fast(副詞)
このように日本語と単語の順番が変わります
ですが、修飾している単語は同じままです
very(副詞) は fast(副詞) を修飾していて
fast(副詞) は sleep(動詞) を修飾しています!
それでは4つの品詞の役割をまとめましょう!
役割のまとめ
まずは2つの文をまとめて見てみましょう!
とても(副詞)⇨大きな(形容詞)⇨家(名詞)
めっちゃ(副詞)⇨すぐに(副詞)⇨寝る(動詞)
このことからわかった品詞の役割は
副詞は形容詞を修飾する
形容詞は名詞を修飾する
名詞は何も修飾しない
副詞は副詞を修飾する
副詞は動詞を修飾する
動詞は何も修飾しない
こうでしたね
それを整理してまとめると
最初の説明になるというわけです!
試しに本当にそうなるか
間違いと言われるパターンを
色々実験してみましょう!
実験① 名詞⇨名詞
掃除機 冷蔵庫
トリケラトプス モナリザ
ただの羅列にしかなりません、、、
実験② 副詞⇨名詞
最高に カブトムシ
ありがたいことに マーマレード
なんか詩的になります。
実験③ 形容詞⇨動詞
軽い 踊る
少ない 食べ残す
むず痒い気持ち悪さ。
このように使い方を間違えると正しい表現にならなくなります!
だからこそこの役割を覚えて正しく使うことが大切なんです
ぜひぜひ覚えて下さい!
品詞の理解が特に役立つ文法
不定詞の3つの用法
名詞的用法、形容詞的用法、副詞的用法ってよくわからないままになっていませんか?
ここではこれらの文法用語が何をいっているのか解説しますね!
その前に不定詞の解説が必要ですね
不定詞とは、 to 動詞の原型 の形で使う文法のことです
3種類の使い方があり
それが名詞的用法、形容詞的用法、副詞的用法です
用法とは、「使い方」のことです
名詞的用法(名詞としての使い方)
「〜すること」と訳すと習いませんでしたか?
それはその通りです
便利なので、ぜひそのまま覚えておいて下さい!
では、なぜ名詞的用法と言えるのかです
1. I like a book.
2. I like to read a book.
1つ目の文の a book は名詞です
これは問題ありませんね?
2つ目の文のto read a book は a book の代わりを
しています
a book が名詞だから to read a book も名詞になるということです
「こと」は名詞なので、この不定詞を訳すときは「〜すること」と訳すんです!
名詞的用法の例文は次のようなものがあります
To play soccer is a lot of fan.
「サッカーすることはめっちゃ楽しい」
His hobby is to waste of time.
「彼の趣味は時間を無駄にすることです」
It’s hard to jump from an airplane.
「飛行機から飛び降りるのは大変だ」
形容詞的用法(形容詞としての使い方)
形容詞的用法は「〜するための」「〜するべき」と
訳すことが多いです
ではなぜ形容詞的用法と言えるか見てみましょう!
1. I want something cold.
2. I want something to eat.
1つ目の文の cold は形容詞です
なぜかと言うと、名詞の something を修飾してるからですね!
怪しいという方はこれで復習しましょう!
思い出せましたか?
ちなみに直ぐに形容詞かどうか判別する方法として
形容詞は「い」で終わります!
例えば、「青い」「長い」「大きい」「うるさい」
「可愛い」「大人しい」などがあります
2つ目の文の to eat も同じように考えると、to eat は cold と同じように something を修飾しているので
形容詞だと言えますね!
形容詞的用法の例文は次のようなものがあります
They have many things to do.
「彼はすべきことがたくさんあります」
I have a room to watch movies.
「映画を見るための部屋を持ってます」
I need something to write with.
「何か書くものが必要です」
副詞的用法(副詞としての使い方)
副詞的用法は「〜するために」「〜して」などと
訳しますが、「〜するために」が圧倒的に多いです
では副詞的用法と言えるのかです!
He runs everyday to lose weight.
彼は減量するために毎日走っています」
この文の to lose weight は副詞になります!
ポイントは、to lose weight がどの単語を修飾してるかです!
この文ではruns を修飾していますね
runs は動詞なので動詞を修飾する to lose weight が
副詞だとわかりますね!
だからこの不定詞(to 動詞の原型)の使い方を
副詞的用法と言うのです!
副詞的用法の例文は次のようなものがあります
I have to work to earn more.
「より稼ぐために働かなけばなりません」
My mom was excited to see the birds.
「私の母はその鳥を見て興奮していた」
He grew up to become a pilot.
「彼は成長してパイロットになった」
どうでしたか?品詞と、不定詞の3つの用法の
理解が少しでも深まれば幸いです!
否定の単語の使い分け
no や not の使い分けに困っている方は多いと
思います
実は no や not、nothing と言った否定を表す単語にも品詞があるんです!
これまで学習してきた品詞の考えを利用すれば
使い分けを簡単に理解できます
まずはよく登場する否定語がどの品詞を見てみましょう!
no の品詞と使い方
まず、no は形容詞になります
なのでこのように使えます!
We have no money.
「私たちはお金がありません」
No one is richer than her.
「彼女より金持ちな人はいない」
No problem!
「問題なし!」
それぞれの no が名詞を修飾しているのはわかりますか?
今一度、品詞の働きを確認しましょう!
こうでしたね
形容詞として名詞を修飾できるとわかりますね!
つまり、no は cold、big、beautiful などと同じ場所に置けるということがわかりますね!
I have big houses.
「私は大きな家を持っています」
I have no house.
「私は家がありません」
no を使う時は冠詞(a や an)は付けません!
このように使えます!
わからなくなったら、簡単な形容詞をイメージして
その場所に no を入れてください
どうですか?もう no は使えますね!
not(never)の品詞と使い方
次に、not とnever です
この2つの品詞はどちらも副詞です
never は not よりも強い表現で、not 同じ品詞であるため、基本的に同じ位置に置くことができます!
ということで、同じ使い方になるため
以後 never の説明は省略させて頂きますね!
副詞は名詞以外、つまり、形容詞、副詞、動詞を
修飾します
そのため、not は様々な使い方があります
今回はもっとも代表的な動詞を修飾する使い方を確認してみましょう!
Bob didn’t know about it.
「ボブはそのことについて知らなかった」
この not は後ろの know を修飾しています
「知っていた」を修飾して
「知らなかった」にしているわけです
このように動詞を修飾する not が最も登場します
それでは、他の not の例文も見てみましょう!
それぞれの not は赤字の単語を修飾しています!
Not only you but I am happy.
「あなただけでなく私も幸せです」
Tell him not to open the window.
「彼に窓を開けないように伝えた」
Not being hungry, he is really kind.
「お腹が減ってない時、彼はめっちゃ優しい」
それぞれの not は赤字の単語を修飾しています!
このように様々な場面での使い方ができるのが
not です!
では改めて、not の品詞は?
そう!副詞でしたね
それでは最後の品詞を見てみましょう!
nothing の品詞と使い方
最後に nothing の使い方を確認しましょう!
nothing は名詞です!
使い方はこうなります
1. She watched dolphins.
「彼女は🐬を見た」
2. She watched nothing.
「彼女は何も見なかった🙅♀️」
このように1つ目の文で、名詞である dolphins が
置かれている位置に nothing をおくことができます
何度も繰り返してきたので、そろそろわかってきましたかね?
同じ品詞であれば同じ場所における
このルールはしっかり覚えてください!
他にもこんな使い方があります!
They got those tickets for nothing.
「彼らはそのチケットを無料で手に入れた」
Nothing makes me happy than this.
「これ以上私を喜ばせることはない」
It’s better than nothing.
「ないよりマシ」
これにて否定と品詞の解説を終わりにします!
かなり長くなってしましましたが、理解できれば
学習がスムーズに進み出す範囲です!
ぜひしっかり理解してモノにしてください!
まとめ
どうでしたでしょうか?
今回覚えてほしいことはこれです!
もう見飽きたかもしれませんが、何も考えなくても
使い分けできることが大切です!
そして、不定詞や否定の文法で品詞の便利さをご紹介しました
この他の文法でも品詞は大活躍するのでぜひ活かしてくだい!
品詞に関してわからないこと等あればどしどし聞いて下さいね
ではまた!
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